10年寝太郎50代で目を覚ます

地方で会社をやっている兼業主夫です。50代になってまた人生を楽しもうと決めました。苦悩の20代、家族とブラック企業勤務の30代、起業と経営と不健康、居眠りしてた40代を経て、今の幸せを掴みました。

徳川家康

ふと小さい頃を思い出しました。


いまの小3の息子と同じ頃でしょうか。

私の母が徳川家康の伝記を買ってきました。山岡荘八の全何巻か忘れましたが、ゆうに10巻以上はある大作。

喜んで読んでたら、もっと違う人生になったかもしれませんね。

でも私は読みませんでした。
字も小さいし相当なボリュームですし。

徳川家康はご存知、戦国時代を終わらせて江戸幕府を作った武将。

私はあまり好きではありませんでした。
もっと派手な織田信長や立身出世の豊臣秀吉に魅力を感じてました。

さらに言えば、日本の歴史では戦国時代よりは源平の時代が好きでした。

特に平家物語は小学校の図書室から借りて読んでました。


さて、徳川家康

会社経営の視点で見ればとても魅力的な人物です。

とても我慢強いと言われています。
私の反対を行く方。

小さい頃から強い武将の領地に囲まれて、人質になったり、一番辛い役目を負わされたりと苦労人。

そして、その周りを支えていた家臣団が優秀なのです。

この間までやってた大河ドラマの直虎。でお馴染みの井伊家。途中から譜代になった家も含めると酒井、大久保、本多…
もっと居るのですが名前が出てきません。

彼らが殿を三河一の武将にしたい。
そんな気持ちが強かったのか、苦節数十年で日本一にまでなったのです。

鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス
言われるように織田、豊臣が倒れるのを待って手に入れた天下。
そして盤石な江戸幕府を260年も続く礎を作り上げました。

うーん、すごい。
これを哲学にしてる経営者も多いかと思います。人生は重い荷物を持って坂道を登るが如し。なんて言葉は有名ですよね。

説明ばかりが長くて退屈な文章だったかもしれなかったですね。
ちょうど司馬遼太郎関ヶ原を読み終えた直後なんで、アウトプットせずにはいられませんでした。

あの小学生の時に読んでおけば、天下人にならないまでも、もう少し我慢強くなってたかもな。