コミュニケーションの実験
伝え方の効果的なコツ。
I(アイ)メッセージの実験をビジネスパートナーにしてみました。
アイメッセージとは簡単に言うとメッセージのベクトルの矢印を相手に向けない伝え方です。
「私はこう思うのにな~」というメッセージで相手にさりげなく気付いて貰う方法です。
このアイメッセージのメリットは相手の反発を受けない事です。
アドバイスや提案は反論や反発を受けたりする場合がありますよね。
特に近い関係であれば、反発も多くなるのではないでしょうか?
口には出さなくても、心の中では「わかってるよ、そんなことくらい!」となりかねないですよね。
これを「あなたメッセージ」といって、メッセージの矢印が相手に向くので、素直に受け容れられない場合も多くなります。伝えても、正しく理解されてなかったり、関係が悪くなる場合もあり得ます。
日常生活でメッセージを上手く伝えれれば、ストレスはかなり減りますよね?
例えば、会社の事務所を他の人に片付けて貰いたい時、あなたはどうしますか?
・自分で掃除する。
・掃除して。と伝える。
どちらも正解です。
でも、どうせなら相手に自発的にやってもらった方がいいですよね。
そこで、冒頭にあった私の事例を紹介します。
ABと2つの事務所のうち、Aには別の役員が居て、私はBの事務所に常駐。
週に一度は事務所Aに私は行きます。
でもAは整理整頓されてなく、別の役員に指示するのもおかしいので、アイメッセージで事務所を片付けて貰いました。あ、小さい会社なので役員に掃除して貰います。
以下、私の独り言。
独り言の下のカッコ内のセリフは、それを聞いてる役員の心の中のセリフです。
Bの事務所キレイにしないとな~
(あれ?自分がいるA事務所はどうかな?)
B事務所には、お客さん来ないからつい油断してしまうよな。
(Aには大事なお客さん来るよな)
こっちはキレイだよな
(あ、整理整頓されてない。キレイにしなきゃ)
次の週にA事務所に行ったら、見事にキレイになってました!
実験成功!!
万能ではないかもしれませんが、かなり効果的な伝え方なんですよ。
では、また!
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