10年寝太郎50代で目を覚ます

地方で会社をやっている兼業主夫です。50代になってまた人生を楽しもうと決めました。苦悩の20代、家族とブラック企業勤務の30代、起業と経営と不健康、居眠りしてた40代を経て、今の幸せを掴みました。

長い目で見る

このタイトル、切れ長の目で見るって事じゃないですよ。


長期的な視野(ビジョン)で物事を捉えるって意味の方です。



これは自分の欲や主張に囚われてると

先々まで見えなくなってしまうという話です。


昔むかし・・・


ある村の農家の長男が落馬して腕を怪我してしまいました。


その父親は長老に「大変だ大変だ、息子が落馬して腕を折ってしまった!」

と駆け込んで相談しに行ったそうです。


長老は「悪かったかもしれないし、良かったかもしれない・・」

と、どっちでもない風に答えたそうです。



その父親は「長老様はなんだよ、まったく。これで農作業ができないじゃないか・・」

と言ってあきれてしまいました。


しばらくして隣の国と戦争になり、村の若者は残らず戦争に借り出されました。

なんと落馬して腕を折った息子は戦争に行かなくて済んだのです。



他にも連鎖して起こるエピソードがあるお話なのですが

割愛させて頂きますね。


この長老のように先まで見れるかは別として

目先の事に固執すると視野が狭くなってしまいがちです。


あなたにもそんな経験ありませんか?



恥ずかしながら、私は沢山あります。

仕事で利害関係がある出来事が目の前にあると

つい感情的になって恥ずかしい結果になったり。


でも時間軸を入れて事象を分析すると

結構目の前の損が得に転じることもある訳です。


なので目の前の事象は通過点と認識し

良いことは自戒の意味も込めて謙虚に

悪いことはプラスに転じる変化点と認識して

落ち着きたいものですね。