地方で雇用を生み出す
今朝の日経新聞で興味深い記事があったのでシェアします。
一面のコラムで「人口病に克つ」というシリーズです。地域を創り直す③という小さなタイトルがついてます。
田舎暮らしをしたいけど、仕事がなくてどうすればいいのか。といった問いへの事例が挙げられています。
その一つに、愛媛県内子町は道の駅「内子フレッシュパークからり」で60人超の雇用を生んだ事例がありました。
人口17,000人の町で来場者はなんと70万人とのこと。秘訣は徹底した地域密着だそうです。他地域の生産物は売らないようです。
その他、ある地元の生産者の梨がJA経由の4倍で売れ、来年分の電話予約まで入った事例。また、Iターンの農家も20世帯あったそうです。
凄いですね。
参考までに内閣府の調査によると、都市部に住む20代の4割は「農漁村に定住したい」と答えているそうです。
つまり、上記のように仕事があれば都市部の若者は地方に定住するのは、やぶさかではない。ということですね。
もしかして、このような取り組みは全国各地でやってるのかもしれません。
何か秘訣が別にあるのかもしれません。
私は福島県郡山市で小さな会社を経営してます。雇用を多少は生んでるつもりでしたが、この記事を読んで未熟だな。と反省しました。
もっと雇用を生む事業をしなければ。一人または一つの事業者が努力するだけでは足りないのは承知です。
各地の商工会議所やNPO法人など、いろんな動きがあるのは情報として聞きますよね。
きっと福島県のこの地でも若者の雇用を生み出す動きはあるはずです。
郡山商工会議所の創業塾というのがあって、起業家や起業家の卵が事業計画から法務や会計まで簡単に学べる塾があります。年に一度の2カ月ほど、週一回あつまって全6回勉強会があります。
各地で同様の取組みはあるとは思いますが、色々とヒントはあるかもしれませんね。
私も私なりの活動で雇用を増やしたいと思います。この場で良い報告ができるように精進します。