真面目が一番
真面目っていうと、ポジティブなイメージだけでなく、ネガティブなイメージもありますよね。
あの人は真面目過ぎたから、とか。
真面目だからつまんない人、とかも言われたりもする場合があります。
その背景には、真面目を貫くのに忍耐や努力も必要だったり、なかなか真面目って大変なイメージもあったりするからでしょうか。
でも私は真面目が一番だと思ってます。
そんな話を今日は聞きました。
とある自動車販売整備会社。
そこの社長とは最近の付き合い。というか知り合いました。
ただ整備などをお願いしてた関係です。
社長の年齢はもう60手前ほど。
奥様が経理です。整備士が2人の小さな会社。
奥様の明るい性格と対照的に社長は寡黙で整備上がりなんだろうな。と思わせる実直さが滲み出てます。
その会社は40年ほど続いてる会社で社長の代からは約20年だそうです。
2代目かと思いきや高卒から整備士で採用された従業員だったそうです。
先代に後継者がいないのもあり、真面目な現在の社長に代を譲ったそうです。
暫くは家賃や地代を払っていましたが、最近になって全て買い取って欲しいとの申し出から、融資を受けて買い取ったそうです。
販売は派手にはやってませんが、コツコツと整備のお客様や地域の繋がりで商売できてるそうです。
やはり真面目が一番だと学びました。
でも今の社長の後継者も居ないようです。
娘さんの旦那さんが整備士として働いてるので、その方が後継者候補なのでしょう。
社長に比べるとちょっと頼りない気もします。工場で喫煙してたのを見ると、私も少し心配になりました。
多分社長の背中を見るうちに気づく事もあるでしょうから、事業継承も上手くいくかもしれませんね。
こんな後継者問題を抱えてる中小企業は沢山ありますね。後継者がいても縮小する市場を見越して廃業にする経営者も多いと聞きます。
日本の会社約420万社のうち、中小企業は99.7%と言われています。大企業って1万数千社しかないんですね。
人の心配ばかりはしてられませんが、真面目な人、頑張る人にチャンスがあって、応援できる社会になるといいなと願います。
さて、また美味しいカレーを作りました。
こちらのブログもご覧ください。