嫌な人は師匠か恩人であると思え
このタイトル、ちょっと今どきは受け入れられない考え方でしょうね。
先日、仙台で小さな新年会をしました。
その帰りにふと、仙台の宝飾業で働いていた時の事を思い出しました。もう会社はないのですが、仙台のその店で販売や営業を学びました。
その宝飾店は東京の御徒町の業者から一流のその下のクラスを現金で安く売る店。
そして、地方百貨店の催事やキャンペーン企業と一緒に顧客をまわり、まぁまぁいい値段で売る。
その2つのマーケティングでやる会社でした。
肝は掛けで買い、素早く現金化すること。
でも売れないとキャッシュが枯渇して不渡りをだしてしまいます。
実際はそれで倒産したんですけど。
私は営業はたまに行かされますが、基本は店舗で接客販売です。
お客さんの中には⚫︎くざみたいな人や⚫︎かま、など色んなお客さんがいました。
その中にやけに私に絡んでくる水道屋さんがいました。年の頃は60過ぎで、昔はやんちゃをしてたらしく、面倒なタイプです。
私が嫌がっているのも分かるようで、それを知ってて意地悪をして絡んできたりします。
まだ20代前半なんで、可愛い抵抗しかできません。
その人はほぼ毎日来るので会社に行くのが嫌になる程でした。上司に相談すると、そん悪い人じゃない。出禁にするほどの事でもないですし、上手く付き合え。そんな感じで取り付く島もない状況でした。
思えば自分にも原因があったんだろうと推測できますが、その当時は相手が悪いと思ってました。
今までも何回か、似たような事がありました。自分の内向的な性格がコミュニケーション不足となり、責められてるような気になったり、嫌な気分になっていたのだと思います。
振り返ればなんでもないことなんでしょうけど、その時は本当に悩んだりもしました。
自分の経験になったのもあり、今では嫌な人がいても、自分の二元的な単純思考が招いてる事もある。と客観視できたりします。距離を置く事もできます。
今では恩人にすら思えたりする余裕もあります。さすがに師匠とまではいかないけど自分を少し成長させてくれた点では感謝しないといけませんね。
何か対人関係で悩んでる場合は相手に感謝すると、見方や感じ方が変わるとも言います。
自分もいい年して、そこまで大人にはなれない情けないところもあります。
どうでもいい話でしたが懐かしい夜でした。