徳を積む

中国史に出てくる人物で好きな人を挙げるなら誰ですか？有名な三国志とか水滸伝に出てくる人物。はたまた毛沢東など挙げればキリがないです。

私ならば劉邦です。

始皇帝でお馴染みの秦を倒した漢の王になった人です。三国志の中心人物、劉備玄徳の祖先とも言われています。

劉邦は出自も怪しい、気の小さいチンピラ。

天下を取る能力はありません。

ただ憎めない所があったりして実務能力のある仲間や命を惜しまない子分などの協力者がいたそうです。

秦を倒す頃には色んな武将が味方に着いてくれ、韓信という100万の兵を率いる能力のある武将が臣下に入ってくれたそうです。

韓信曰く、劉邦はせいぜい10万の将と評したようです。でも韓信は兵の将、劉邦は将の将と言うほど、人望、人徳のある人物で何故か人が寄ってくる人物。

同じく楚の王である項羽は教養も武力もありとうそつもある、秦を倒すに相応しい人物。

だけど結局はスキルの低い臆病な劉邦が天下を取る。

ポイントは将の将であったこと。

徳のある人であったこと。

徳を積むってどうやるんでしょうね。

諸説あるけど天への貯金。

難しいですね表現が。

人知れず良い事をする。

よく聞くトイレ掃除や匿名の寄付など？

正解かわかりませんが、人知れず良い事をする人の言動ってなんか違いますよね。

天下を取るのは重荷過ぎますが、人知れず良い事ができる人にはなりたいなぁ。