10年寝太郎50代で目を覚ます

地方で会社をやっている兼業主夫です。50代になってまた人生を楽しもうと決めました。苦悩の20代、家族とブラック企業勤務の30代、起業と経営と不健康、居眠りしてた40代を経て、今の幸せを掴みました。

一週間会社休んで台風19号の復旧ボランティアやってみた

台風19号の影響で私の済む福島県本宮市が水害に遭いました。


阿武隈川沿いの旧市内は床上浸水により甚大な被害が出ており、死者7名が出ています。


ニュースからの映像になります。
スーパーや飲食店がすっぽりと水に浸かり屋根だけになってます。
私の自宅は高台で川からも遠く、幸いに被害はありませんでした。

私はニュースを見たり、人から実際に聞いたりして、会社を一週間休んでボランティアをやると決めました。

9/15(火)知り合いの行政書士事務所に行きました。比較的、被害が小さい地域で約140センチ程の浸水があったようです。

4日間、軽トラに荷物を積んで、臨時のゴミ集積所に書棚や畳、机イス、金庫などの大きいものから書類のファイルやゴミ袋に入ったゴミなどを運びました。
分別も適当なのですが、最後の方は厳しくなりゴミ捨ても時間がかかるようになりました。

市も道路に出してる粗大ゴミを取りに来るようですが、1週間経っても取りに来れません。

1日多い時は5往復。
市内各所から運ばれるので並びますので思うようにいきません。





水を含んだ畳があんなに重いものだと知らなかったです。大人3人でやっと持ち上げました。




金庫なんかは100キロ近くあったので大人3人でやっと持ち上げて軽トラに載せました。


なんとかその事務所は片付けました。
ただゴミを捨てただけです。
その事務所は使い物にならないので別の事務所を探すようです。

もし住居ならどうでしょう。
家は乾いてないし汚れてるし暫くは住めないでしょう。まだ避難所にいるお年寄りや子供がいます。

明るく振る舞ってる人も居れば、元気のない人沢山のも居ます。長年住んだ家が住めなくなった。
新築の家だった。リフォームして1週間しか経ってない。いろんな事情があります。

ただこんな時でも明るくするのが大切だったりするのかと感じました。自分はこう明るくできたか考えてしまいました。


9/19(土)は雨でボランティアを休み、9/20(日)は別の知り合い家に行きました。
そこは一番最初の写真にある一番被害の大きいところです。

小屋、タイヤ、肥料袋とか大きいものが流れて来てます。酷すぎて写真は撮れなかったです。

時間がないのと、ゴミ集積所が混みすぎて、あんまり捨てれないまま夜になってしまいました。

また時間を見て手伝うことにして帰りました。
自衛隊勤務の知人は人を助けたりする立場なのでなかなか自宅の片付けが進まないようです。

いつもニュースで見た被害がテレビの中だけだと思ってましたが身近になると本当に大変でした。

ただ一つ、準備や避難は早めがいいです。
準備は保険も含まれます。
火災保険(家財保険)だけではだめだな。というのが今回の教訓の一つです。

これから家を建てたり買ったり、住居を決める時は、地形や過去の災害など調べた方がいいですね。
既に住んでる場合も過去の災害は調べて対策をした方がいいかもしれませんね。

私も住居は多分大丈夫なので保険を新たに検討してみます。