奉仕や地域貢献の意味
10数年前、とある会社の役員から面白い話を聞いたのですが、ふと思い出したのでシェアします。
その方は仕事をする事を「奉仕」と言ってました。その当時の私にはピンと来ない表現でした。
奉仕とはボランティアでお金にならない事。そんな印象でした。見る角度によっては今も同じ考えです。
しばらく経ち、私も会社経営するうちに会社の活動とは「社会への奉仕」であり、「地域貢献」なのだと理解できるようになりました。
社会への奉仕活動で感謝される。報酬を貰う。儲けたら更により良い製品やサービスを提供する為に開発や教育など投資する。
地域貢献もそうです。地域に納税、地域の人を雇用する、教育する、助け合う…
会社の活動は社長1人ではできません。ましてや製品や商品を買う人、サービスを提供される人が関わるので全く1人ではできないのは、ご存知の通りです。
この奉仕と地域貢献は長い目で見ると自分や自分の子供、子孫までに影響する連鎖になるのです。実は。
前出の役員は祖父が地域の議員でした。当時は名誉職で報酬は今ほど貰えません。だいたいは推されたり、熱い志のある方が立候補します。
その方の祖父は地域に推薦されたのです。そして息子つまり、役員の父はただの農業従事者でしたが、黙々と田んぼをやってました。そしてその役員は兼業農家で会社の仕事も献身的にやっていたそうです。
地域の人の就職を世話したり、仕事を教えたりとやっているうちに、その人達が恩義を感じて、今度は逆に息子や孫の面倒を見てくれてます。
そんな連鎖があって、家も代々維持、発展して行く事例を実際に見た訳です。その人達も先を見越して奉仕や地域貢献をしてきたのではないと思います。
当たり前の事なのかもしれませんが、改めて気づくと発展の秘訣を垣間見た気がします。
さて昨日はめちゃウマなチキンピックルを作りました。暑い日にはビールのお供に最高の一品です。詳細はブログにてご覧ください。http://blog.livedoor.jp/uym22446/archives/1028896419.html