性善説は死んだのか?
今朝の日経新聞のコラムより。
どんな話かというと、カヌーの選手が後輩の邪魔をして飲み物に禁止薬物を入れてた事件。
なんでも世界の大会などではカヌーに限らず、蓋の空いてる飲み物は飲めないそうです。
禁止薬物が入ってる可能性もある為。
やられたとかではなく、結果として飲んだ人が悪い。
日本でも道路端にお金が沢山ある機械(自販機)があったり、簡単に鍵を開けれる住宅など、海外の人が知って驚いたほど。
つまり人は悪いことはしない。という前提なのです。
結構前から日本では性善説を前提とした考え方は無くなってきてますね。
サッカーやスポーツ、ビジネスでもそう。
スポーツはそういう要素が多い。
ずる賢さが求められ正直者は損をする。
もともと日本では正々堂々とやるのが美徳とされていただけに残念な傾向ですね。
いまさらこの流れが変わるとは思えませんが、せめて自分の子供にはフェアに生きて欲しいなと思います。
まぁスポーツだってなんだって、ルールがあっての事ですから、反則ギリギリでやるのも当たり前ですしね。
優勝したりビジネスで儲かったりと結果が大切ですし。でもみんな成功するわけではないし、チャンスが来たら別の機会に優勝したり、別のフィールドで成功する可能性はあるのです。
そういう意味では結果じゃなく、プロセスって大切なんだと思うし、人を蹴落としてまでの成功は成功じゃないと思います。
長い目で見れば誠実さというのは、もっと大切だ。とせめて信じたいです。
福島県には日本酒の蔵元が多く、入賞する日本酒も沢山あって、その数は日本一なんです。
お客さんへの贈り物を買うついでに、自分のも買いました。
やっぱり美味しかった〜